物産館の内装をリニューアル

2006年(平成18)に開業し、2022年(令和4)にリニューアルオープンした「丹波おばあちゃんの里」。じつは2022年のリニューアルオープンでは内装がきちんとイメージとして掴めなかったこともあり、スタッフの手作りのPOPなどでの再スタートとなっておりました。それから月日は流れ約3年が経ち、ようやく内装がひとまず完成いたしました。
今回の改装でお世話になったのは、丹波市内にある『🔗アトリエ白(はく)』さん。丹波市氷上町の伝楽舎さん(代表:上田敦史様)の能楽堂の建設にも関わられている業者さんで、木のぬくもりの魅力が伝わるような作品を数多くつくられているお店です。

おばあちゃんの里という名前からイメージする「やさしさ」「古き良き伝統」「華美でなく素朴」といったデザインに仕上がるように、素材には檜(ひのき)や帆布(はんぷ)を用いており上質で上品な仕上がりになっております。レジ周りの装飾には、クギを使わずに組み上げる昔ながらの伝統的な工法で欄間を設置。この工法が出来る職人は本当に少なくなってきているという事で、組み立てておられる最中も感心しながら見学させていただきました。






入って正面の「丹波おばあちゃんの里」のロゴや、野菜コーナーには和紙をあしらったようなデザインのサインを設置し、商品が見やすくなるようにスポットライトも設置。これまで丸見えになっていた窓には帆布の暖簾(のれん)を吊るすことで外からの光は取り入れながら、中からの印象を和風になるようにしております。
「田舎の丹波市にお越しになられた皆様に、心地よく買い物していただきたい」
そんな思いを形にしていただきました。深夜まで施工くださったアトリエ白さん、本当にありがとうございます。
レジ周りの含め、イメージが大きく変わった「丹波おばあちゃんの里」。おばあちゃんの里に帰ってきたようなノスタルジックの空間でお買い物をお楽しみくださいませ。