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丹波市郷土民謡保存協会が踊られました。

11月3日に丹波市郷土民謡保存協会の皆様と、春日郷土民謡保存会の皆様の踊りが道の駅「丹波おばあちゃんの里」の芝生公園にて開催されました。

丹波おばあちゃんの里がある兵庫県丹波市春日町には戦国時代から受け継がれている「黒井おどり」という踊りがあり、以前は小学校などでも運動会で盛んに踊られておりました。現在では丹波市となり「丹波市音頭」が主流になってきましたが、こういう昔から受け継がれている踊りを後世に伝えるために活動されている「丹波市郷土民謡保存会」さまの申し出により、今回は芝生公園で古くから伝わる「黒井おどり」、そしてこれからもっと多くの人に楽しんでいただく「丹波市音頭」を踊っていただく機会に恵まれました。

黒井おどりは、この地を治めていた荻野悪右衛門直正、丹波の赤鬼と呼ばれた領主の武勇伝を唄ったものであると言われています。明智軍との攻防をはじめとする様々な戦で勝利するたびに、領民たちが輪になり、金色の貂(てん)を倒したという直正の武勇伝を唄に乗せ、勝利を喜んだと伝えられています。

そして、2004年に合併して誕生した「丹波市」になってから生まれたのが「丹波市音頭」。歌の中には合併した6町それぞれの伝統や特徴がうたわれており、いままでは個であった6つの町がひとつになって新しい魅力あふれる街となってゆく。とも感じられるような音頭になっております。

青空が広がる芝生公園の中で、郷土民謡保存協会の皆様がのびのびと踊られており大変素敵な空間でございました。

道の駅「丹波おばあちゃんの里」は、丹波市の玄関口として、丹波に来てくださった皆様に、この地でとれた野菜や特産物、そして雄大な自然や景色、さらにはこうした文化なども感じていただけるスペースでもあります。丹波市民謡保存協会の皆様、この度は素晴らしい踊りをありがとうございました。