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「視察研修2024」にいってきました。

道の駅「丹波おばあちゃんの里」にならぶ野菜は、農畜産物生産者部会の会員さんによって出荷されています。毎日自分の畑や田んぼでがんばって農作物を育てておられる農家さん達、近所の人や、同じ部会の人たちとの意見交換はされていますが、年に一度くらいは少し離れた場所の状況を見に行くのも参考になるのではないかと企画されたこの視察研修。

今年はみんなで和歌山県へ

バス2台の65人で今回お邪魔したのは、直売所としては全国でも指折りの売り上げを誇る人気の施設、JA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」さん。

こちらでは店長さんから魅力の秘密について施設の説明を受けました。農家の皆さんも「ふむふむ」と中々聞けないような話にびっくりしたり感心したりされた様子。良い刺激になったのではないでしょうか。

中に入るとものすごい量の野菜や果実に感動して、皆さんイキイキしながら見学されていました。

ここで私が一番感じたのは・・・

農家さんが野菜を買いまくってる姿は中々に斬新でした!

野菜の鮮度や種類、販売方法や陳列などいろいろ勉強になる事も多く、とても参考になった研修でした。

そのあとは「橘家」さんで美味しい料理をいただきながらの交流会。先ほど見ためっけもん広場の事や、日頃の事などを海の幸をいただきながら歓談に花が咲いております。

普段は農家さん同士の付き合いはあるものの、ご飯を食べながらとなると胸襟が開くと申しますか。日頃は無口で寡黙な人ともお話ができてとても楽しい時間が過ごせました♪

昼食の後は

ミカンで有名な有田にあるJAありだファーマーズマーケット「ありだっこ」さんへお邪魔しました。

やはり目を引くのは「ありだみかん」。丹波に黒豆・栗・小豆といった全国的にも有名な特産物があるように、有田ではやはりみかんが目を引きます。どれもとても美味しそうで、お腹いっぱいなのにも関わらずついつい買ってしまいます。

ここでも農家さんが野菜を爆買い

このあとは黒潮市場に立ち寄ってお土産タイム。帰りのバスの中でも今日お邪魔した直売所の感想や、ご飯が美味しかったなどの話題が飛び交い、農家さんにもとても良い参考や刺激になったご様子です。

さいごに

道の駅丹波おばあちゃんの里では、産地最大の魅力である「鮮度」を大切にし、農畜産物生産者部会の皆さんと道の駅のスタッフが一緒になってお客様に満足いただける野菜のご提供を心掛けております。丹波市には丹波市の野菜の良さがあり、また今回お邪魔した和歌山県にはその土地の魅力があるのだと実感いたしました。

これからも現状に慢心するのではなく、よりよい物をご提供でき、お客様にご満足いただける様に日々邁進してまいります。そして今回のような視察研修も定期的に行なってゆければと思います。

最後になりましたが、素朴で飾ることが苦手な農家の皆さんが心を込めて作ったお野菜たち。丹波おばあちゃんの里に来られた際には、農家の皆さんがこういった視察や意見交換で「少しでもよい物をご提供したい一心」で作った野菜が並んでおりますので、ぜひ店頭で手に取っていただければ嬉しくおもいます。

(普段はクールで寡黙ないちご農家のKさん)