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農家直伝 黒枝豆の茹で方

10月に入ると丹波地域では黒豆の枝豆の季節。
例年だと11月初旬頃迄、黒豆は枝豆として丹波農家の食卓にいつも出ています。
今回は丹波農家直伝の黒豆の枝豆の茹で方をシェアします。

毎週味と食感が変わる醍醐味を食す

黒豆の枝豆は、黒豆になっていく途上のものなので、週ごとに味や食感が変化していきます。
さやが黄色くなり、消毒剤を使用していない場合は黒いシミが増えていきます。(さやの黒いシミは中身の豆に問題はありません)
中の豆の色は緑色から紫色が出始めて、最後は完全に黒色になります。
味はコクが増し、実は固くなってくるので、終盤に向かうほど茹で時間を長くするのがポイントです。

黒豆の枝豆は鮮度が命、産地の農産物直売所が美味しい理由

黒豆の枝豆は収穫してから新しい程美味しいです。
買って帰ったら早めに調理を始めましょう。すぐに調理しない場合は冷蔵庫へ
黒豆の枝豆は産地で買うのにそれなりに意味があって、産地の直売所だと農家さんが収穫してすぐのものが手に入るので、格段に美味しいのです。

農家直伝 丹波の黒豆の枝豆の茹で方

01さやの汚れを落とす

まずは黒豆の枝豆のさやを大きめのボウルなどに入れて水洗いします。
水を2~3回程変えて汚れを落とします。
汚れが落ちたらザルにあげて水をよく切ります。

02さやの両端をキッチンバサミで切り落とす(丁寧版)

来客時などに丁寧に作る場合は、キッチンバサミでさやの両端を切り落とす。
こうすると見た目と塩味の入り具合が良くなります。
手間がかかるのでやらなくてもいいけど、切らない場合は塩味が入りにくくなるので、少し塩を多めに入れて茹で時間も少し長くする。

03塩揉みをして再び水洗いする

塩を多めに入れて塩揉みします、さや同士をこすり合わせるように揉んだら、水を入れてすすぎます。
細かい汚れと青臭さを取るためです。

たっぷりの塩を入れて
こすりあわせるように塩揉みする
しっかりと塩揉みしたら、水を入れてすすぐ

終わったらざるに上げて水切りして

04茹でる

鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を多め(2Lで大さじ3~5杯位)に入れて12分~15分くらい茹でます。(終盤の熟成期は18分くらいになることも)

05味見をする

さやの上から中の豆がうっすらと見えてきたら味見を始めます。
ホクホクで少しねっとりとした食感が出てきたらOKです。

06放置をする

火を止めて3~5分程放置すると蒸らしの状態になります。
ここで塩味の入り具合とねっとりした食感が増します。

07ザルにあげてできあがり

鍋の湯気が少し収まってきたなというタイミングでザルに上げて完成です。

至福の時が始まる♪