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【丹波大納言小豆ぜんざいフェア】発祥の地で味わう、本物の温もり。

朝晩の空気がきりりと冷え込み、丹波の山々が美しく色づく季節となりました。 丹波が誇る“赤いダイヤ”、「丹波大納言小豆」が最も美味しい季節の到来です。

この度、丹波市の主催により、市内全域でその魅力を味わい尽くす「丹波大納言小豆ぜんざいフェア」がスタートいたしました! もちろん、「道の駅 丹波おばあちゃんの里」も参加店として、このフェアを全力で盛り上げてまいります。

丹波の冬の風物詩、心ゆくまで

寒い季節にこそ味わいたい、格別なあたたかさ。丹波の長い冬を、このぜんざいと共にお楽しみください。

  • 開催期間: 2025年11月1日(土)~ 2026年2月18日(水)

  丹波大納言小豆ぜんざいフェアのページへ


“赤いダイヤ”と呼ばれる「丹波大納言小豆」の歴史と特徴

このフェアの主役は、もちろん「丹波大納言小豆」です。 なぜこの小豆が日本最高峰と呼ばれるのか、その秘密をご存知でしょうか。

【その特徴】 丹波大納言小豆は、一般的な小豆と比べて、まずその「大きさ」に驚かされます。大粒でありながら、皮が薄く、口当たりが非常に良いのが特徴です。 また、炊き上げたときの「色艶」は鮮やかな赤色を放ち、“赤いダイヤ”とも称されます。そして何より、豊かな風味と深いコクは、他の小豆の追随を許しません。

【その歴史と名の由来】 丹波での小豆栽培の歴史は古く、平安時代にまで遡ると言われています。 江戸時代(1705年)、この地(現在の丹波市春日町東中)で採れる小豆の素晴らしさに注目した当時の藩主が、幕府へ献上したのが始まりとされています。

その際、「煮ても腹が割れない(煮崩れしにくい)」という特徴から、大変縁起の良い名前が付けられました。 当時、お城の中で刀を抜いても切腹を免れた高位の貴族「大納言」になぞらえ、「腹を切らずに済む」=「腹が割れない」小豆として、「大納言小豆」の名が与えられたのです。


丹波大納言小豆 “発祥の地” の誇り

数ある「道の駅」の中で、私たち「丹波おばあちゃんの里」がこのフェアを開催するのには、特別な意味があります。

何を隠そう、当駅が位置するここ「丹波市春日町」こそが、丹波大納言小豆の“発祥の地”なのです。(※春日町東中地区)

私たちは、この地で代々受け継がれてきた伝統と誇りを胸に、丹波大納言小豆の本当の美味しさをお届けする使命があると思っています。 発祥の地で味わう本物のぜんざい。これ以上の贅沢はありません。


心を込めて炊き上げました「おばあちゃんの田舎ぜんざい」

フェア期間中、フードコートでは特製のぜんざいをご提供しています。

おばあちゃんの田舎ぜんざい:650円(税込)

その名も「田舎ぜんざい」。 主役である丹波大納言小豆の風味、粒感、そして豊かな香りを最大限に活かすため、余計なものは加えず、昔ながらの製法でじっくりと丁寧に炊き上げました。

一口食べれば、小豆本来の優しい甘さと上品な風味が口いっぱいに広がります。 ふっくらと炊き上がった大粒の小豆が、心と体にじんわりと染みわたるようです。 焼きたてのお餅と共にお召し上がりください。


丹波の厳しい寒さの中で育まれる「赤いダイヤ」。 その一粒一粒に込められた農家の方の想いと、この地の歴史に思いを馳せながら、格別の一杯をどうぞ。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。