兵庫県の新種ネギ「ひょうごエヌワン®」。生産者の情熱とともにデビュー。

~冬の丹波の新しい主役。「たんば丹(まごころ)ねぎ」販売中のお知らせ~
いつも道の駅丹波おばあちゃんの里をご利用いただき、ありがとうございます。 冬の寒さが厳しくなるこの季節にもってこいの「熱い」ニュースをお届けします。
兵庫県が開発した期待の新品種「ひょうごエヌワン®」。この冬、おば里に出荷してくださっている生産者と兵庫県(北部農業技術センター)がタッグを組み、当駅オリジナルの愛称「たんば丹(まごころ)ねぎ」として、ついに皆様へのお披露目を迎えました。

静かな冬の畑を変える。丹波の農家、一丸となっての「挑戦」
これまで、丹波市の冬の畑は「静寂」そのものでした。 多くの農家にとって、冬は野菜の生産が減り、春に向けて畑を休ませる時期だったからです。
「冬の丹波にも、お客様がわざわざ買いに来たくなるような魅力的な作物を育てたい」 「冬の道の駅を、もっと野菜でいっぱいにしたい」
そんな想いから、今回のプロジェクトは始まりました。 半年前、兵庫県の協力のもと、道の駅丹波おばあちゃんの里が地域の生産者に声をかけ、「冬の新しい名産品づくり」への挑戦がスタート。
これまで冬に栽培を行っていなかった農家さんたちも、「丹波の新しい景色を作ろう」と意気投合。寒空の下、何度も試行錯誤を重ね、土作りに励んできました。 漢字で「丹」と書いて「まごころ」。 その名の通り、生産者がこの冬にかけた情熱と丹(まごころ)が、一本一本に詰まっています。

兵庫県の次世代ネギ「ひょうごエヌワン®」とは?
今回栽培した「たんば丹ねぎ」の品種である「ひょうごエヌワン」には、開発者の並々ならぬ想いが込められています。
【名前の由来】
「ナンバーワン(NO1)」の「ネギ(Negi)」になってほしいという想いや「新しい(New)」「次世代の(Next)」といった意味合いが込められています。(兵庫県ホームページより引用)
まさに、これからの兵庫の農業を背負う、次世代のネギです。
【そのお味は?】
ひょうごエヌワンは、「下仁田ネギ」と「九条ネギ改良種」の交配により育成した品種。最大の特徴は、「圧倒的な甘み」と「とろける柔らかさ」。 加熱すると芯までトロトロになり、ネギ特有の辛味がほとんどなく、濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。青い葉の先まで柔らかく美味しく食べられるのも、この品種ならではの魅力です。
実は、2025年11月23・24日に兵庫県朝来市で開催された『全国ねぎサミット2025 in Asago』の「ひょうごエヌワン®」のブースでは、兵庫県の職員さんと丹波おばあちゃんの里の生産者さんが力をあわせてお披露目をさせていただいておりました。

メディアも注目するその品質
その品質の高さは、メディアでも注目されています。 『満点☆青空レストラン』では、このネギが特集食材として紹介され、撮影現場では、タレントの宮川大輔さん小倉優子さんが、シンプルに焼いたネギを口にし、その甘さととろける食感に驚き、箸が止まらなくなる場面も。 食通の出演者をも唸らせたその実力を、ぜひ皆様の舌でお確かめください。
この冬だけの、特別な味わいを食卓へ

本格的な生産はまだ始まったばかりの「初年度」。 そのため、収穫量は決して多くありません。県内でも、この「ひょうごエヌワン」に出会える場所は限られています。
冬の寒さに耐え、生産者の挑戦心によって甘く育った「たんば丹ねぎ」。 すき焼きや鍋料理はもちろん、焼きネギや天ぷらで、素材そのものの味を存分にお楽しみください。
丹波市の冬の「新しい顔」を、ぜひ応援していただければ幸いです。
【販売情報】
- 商品名:たんば丹(まごころ)ねぎ(品種名:ひょうごエヌワン®)
- 販売場所:道の駅 丹波おばあちゃんの里 物産館内
- 販売状況:生育状況や収穫量により、店頭に並ぶ数が限られる場合がございます。売り切れの際はご容赦ください。
関連リンク ひょうごエヌワン®の詳細開発ストーリー等は、兵庫県の公式ページをご覧ください。 https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk12/hyogoenuwan.html

