円通寺(氷上町)
円通寺は、南北朝時代永徳二年(1382年)の正月に、時の将軍足利義満が、後円融天皇の勅命を奉じて創建。今日まで六百余年の歳月を経た、曹洞宗の古刹です。
年号の首字より「永谷山(ようこくざん)」、天皇の宝号より「円通寺(えんつうじ)」と名付け、勅願寺と定めました。
室町時代から江戸末期まで、二百余の末寺院と一千石を越える寺領を有し、丹波はもとより但馬、播磨、攝津にかけて君臨していました。
高源寺、石龕寺とともに「丹波紅葉三山」の1つとして知らています。
紅葉の季節はもちろんのこと、初夏のアジサイの季節も非常に人気のある寺院です。新緑の若草色の葉とアジサイがとても映える観光スポットですので、ぜひ初夏にも訪れてみてください。
人気の季節 | 紅葉(11月上旬~下旬)の季節 |
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